【GA】ECサイトで外部決済サービスを導入している際にすべき参照除外設定
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外部決済サービス(amazon payなど)を導入しているECサイトの分析をGoogle Analyticsで行う上で、外部決済サービスのドメインの参照除外設定はされていますでしょうか?
参照除外設定がされていない場合、GAで正しく広告の成果を評価できていない可能性があります。
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GAで決済サービスのドメインの参照を除外設定できているか確認しましょう!
参照の除外について
参照の除外をしていないとどうなるのか
デフォルトでは、参照が発生すると自動的に新しいセッションが開始されます。ECサイトで外部ドメインの決済ツールを導入している場合、下記のようなアクセス順となります。
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ここで、「payments.co.jp」の除外をしていないと、下記のような影響が生じることになります。
- 「ec.co.jp」のセッションが計2回記録されることになる。
- 広告経由の流入だったとしても、トランザクションが紐づく参照元/メディアが、「payments.co.jp」になってしまう可能性がある。(アトリビューションモデルにもよりますが、「終点」「最後の間接クリック」のモデルの場合は特に除外対応が必要となります。)
Googleのヘルプページにも第三者の決済代行サービスを利用している場合は、参照の除外を設定する必要があると記載されています。
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除外方法
除外方法はUAとGA4によって異なりますが、仕組みは同じです。
除外ドメインのリストに登録するだけなので簡単に設定できます。
設定の方法が記載された公式ページは以下です。以下ページを参照して設定を行いましょう。
- UA
- GA4
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