【運用基礎】GTMで実装する代表的なタグと設定内容について

GTMで実装するタグの種類の例

前回の記事で、GTMの「タグ」「トリガー」「変数」を利用することでタグの実装を行うという話をしました。実際にそれらを利用して実装の例を見る前に、どのようなタグが実装されることが多いかを見てみましょう。
タグは実行時に情報を送る先で大別すると、
  • 「媒体へデータを送信するタグ」
  • 「計測ツールへデータを送信するタグ」
  • 「その他タグ」
に分けることができます。
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媒体タグ

  • 役割
    • Google広告やYahoo!広告などの広告媒体にデータを送信する。
  • データの利用用途
    • 広告成果の表示・機械学習の元データ・ユーザーリストの作成など
  • 種類
    • CVタグ
    • リターゲティングタグ・サイトジェネラルタグ
    • 動的リターゲティングタグ

計測ツールタグ

  • 役割
    • Google AnalyticsやAdEbisなどの計測ツールにデータを送信する。
    • ※媒体タグでも広告成果の表示を行うことはできますが、各媒体の広告タグの計測方式によって計測結果の精度が左右されてしまいます。媒体を横断した成果比較を行う場合は、同一の計測環境で取得した数字で比較するために、計測ツールで取得した数字を使うことが多いです。
  • データの利用用途
    • 広告成果の表示
  • 種類
    • ページビュータグ
    • イベントタグ

その他のタグ

上記以外のタグ。データを送信しないこともある。
  • 種類
    • クッキーへ値を保存するタグなど(データ連携用にクッキーを利用する場合など)

媒体タグ

媒体タグは主として以下の3つに分けることができます。
  • CVタグ
  • リターゲティングタグ(リマーケティングタグ)
  • 動的リターゲティングタグ
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CVタグ

CVタグは比較的送信する情報が少なく、CVとの紐づけ用のIDとCV値(購入金額など)の情報を送信できればよいので、比較的設定が簡単です。
  • CVタグ設定の例(Google)
    • 以下の画像のように比較的発火時に送信する情報は少なくなっています。
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      左はGoogle広告のコンバージョン設定画面です。ここで表示されるコンバージョンIDとコンバージョンラベルを右のGTMの画面で設定することで、送信データと紐づけがされます。

サイトジェネラルタグなど

サイトのすべてのページに設置するタグです。このタグを設置することで、クッキーを利用して計測制度を向上させたり、特定のページに来訪したユーザーのリストを作成することが可能となります。

動的リターゲティングタグ

動的リターゲティングタグについては、ディスプレイ広告でどの商品を表示するかの学習に用いられる情報を送信するため、ユーザーの購入ステップごとに閲覧や購入した商品情報を送信するタグを設置することが重要となります。(カートに入っている商品は広告として表示するが、購入してしまった商品は表示しないようにするなどの制御を行うため)
また、リターゲティングによる配信が前提であるCriteoやRTBHouseについては、配信にあたって動的リターゲティングタグを実装することが前提となります。

計測ツールタグ

計測ツールでも上記のようなCVを計測できたり、購入ステップごとに既定のステップ名が存在しており、顧客行動を把握することができます。

各種タグの代表的な発火タイミング

リターゲティングタグや計測ツールのタグが購入ステップ(商品詳細閲覧やカート追加、購入など)ごとに発火するタイミングは、多くのタグにおいて重複しています。
代表的な媒体やツールで設定することの多い発火タイミングについて、以下に取りまとめます。
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媒体ごとの設定リンク

  • Criteoタグ
    • 各種設定は媒体内で確認
  • RTBHouseタグ
    • RTBHouse社から提供される資料を確認
以上、GTMの設定内容についての説明でした!前回の記事と合わせてGTMの理解の助けになれば幸いです!

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